事業地全体で【大刀洗町の自然】を表現したプラン



福岡県三井郡大刀洗町の定住促進住宅整備事業に提案したプランです。
他県や他市町村から、子育て世代の家庭が大刀洗町に住みたくなるにはどうしたらよいかと創造しました。
私たちが重要視したのは、
【自然の中で子どもたちが生きる力と豊かな感性を身につける】
ということでした。

(事業地全体で大刀洗町の自然を表現)
事業地に作った門を「大刀洗町への入口」とし、奥にケヤキのシンボルツリー、事業地内全体にビオトープを形成。
建物の中に木を植える、という感覚ではなく、自然の中に建物がある、という考えで計画しました。


現在ではコロナウイルス感染症の影響もあり、働き方や住まいの概念が変わり、リモートワーク・サテライトオフィス等の普及から、
生活の拠点・仕事の場所を街中に置くのが良いという価値観も変わりつつあると思います。

都会の無機質な建物の中ではなく、この場所では自然環境の成り立ちを肌で感じながら子供たちが育っていきます。
これからの社会の流れにもマッチングしていくであろうプランだと考えます。

(自然の質感を活かし、耐震性にも優れたCLT工法)

この住宅は、CLT工法でプランしています。
弊社は2017年に福岡市で初めてとなるCLT工法での建築設計の実績を持っております。
RCにはない自然素材を活かしたCLT工法での住まいづくりは、環境に良いだけでなく地域の資源を活かした地方創生にも繋がると考えました。

概要 プラン提案
用途 共同住宅